中国浙江省杭州市本社を置く阿里巴巴(アリババ)という世界的なインターネット企業があります。ジャックマーさんという方の名前は日本のニュース番組等でも聞いた事があるかと思います。筆頭株主は日本のソフトバンクです。主なサービスとして淘宝(タオバオ、taobao.com )、アリババ中国(阿里巴巴、1688.com )、Tモール(天猫、Tmall.com)などがあります。
淘宝は2003年に設立された、アジア最大の消費者向け電子商取引・ウェブサイトです。会員数2.1億人以上、中国での消費者向け電子商取引サイトでは80%のシェアを占めています。(CtoC取引が多くヤフーショッピングに近いイメージがある)
天猫は中国国内向けの個人向け電子商取引サイトです。詐欺や不良品・偽造品対策として支付宝に注文者がお金を預け、注文者が配送された商品を納得したのを確認した後、支付宝が出品者にお金を渡すシステムになっています。ユーザーが付ける出品者に対する満足度がアフターサービスや商品の質など細かい項目になっているのが特徴です。11月11日は天猫主導の半額セールが行われるのが恒例となっています。(企業による出店が多い。多数のブランドが出店している。品質やサービス、保証などもしっかりしているケースが多い。楽天市場に近いイメージ)
アリババ中国サイトは、中国国内貿易B2B(企業間電子商取引)中国語オンライン・マーケットです。アリババ中国サイトは4,180万以上の登録ユーザーを保有しており、ユーザーは定期的に商談、商品検索をし、ビジネスを行う中小企業が信頼を寄せるオンライン・コミュニティ及びオフライン・コミュニティとなっています。(多くの工場、問屋が出店しており中国の小売会社、貿易輸出企業が仕入れなどに利用している。)
その他アリエクスプレス(AliExpress.com 中国国外の消費者向け電子商取引サイト)アリババ国際サイト(世界貿易B2Bのオンライン・マーケットプレイス。製品を持ったサプライヤー企業と製品を仕入れたいバイヤー企業が取引先を求めて利用するマッチングサイト。alibaba.com )などもございます。
その他中国でのネットショップは京東(jd.com )、義烏購(イーウーゴウ yiwugou.com 日本語版 jp.yiwubuy.com )など多数あります。